卜部ウラベ)” の例文
京都府北桑田郡周山しゅうざん村の八幡宮の縁起に、康平年中に源義家が反臣安倍貞任を誅し、屍体を卜部ウラベ勘文かんもんにより四つに斬って四ヶ所に埋めたが
屍体と民俗 (新字新仮名) / 中山太郎(著)
宮廷では斎部——及び後々の卜部ウラベ——国々村々では、ほかひゞと・ことほき(ことほきびとの略語)或は亦斎部とも卜部とも言つた事である。
亀卜の神にして、壱岐の海部アマ卜部ウラベの祀つた亀津比女が何故祝詞と関係をもつかと言ふ問ひは、祝詞と占ひとの交渉の説明を求めることになる。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)