十把じっぱ)” の例文
酒呑さけのみを十把じっぱ一とからげにいやがっていた閑子をミネは思い出し、野村がそんな点でも窮屈だったのではないかと思ったりした。
妻の座 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
楽屋じゅう十把じっぱひとからげに引ッ立てられ、三人四人と別々な牢へぶちこまれたというわけさ。