勲位くんい)” の例文
ある人いふ勲位くんい官名の肩書をふりまはして何々養生法などいふ杜撰ずさんの説をなし世人を毒するは医界の罪人といはざるべからず
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
客分として、県の顕官、勲位くんいの人々が、さかずきを置いてこもつた。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)