勃崒ぼつそつ)” の例文
形塩尻のごとき浮岳は勃崒ぼつそつとして指顧のあひだに聳ゆ——雲をかつぎて眠れるがごときもの漸く醒め来れば半面の微紅は万畳の波に映じ、朝霧のはれわたるままに
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)