劣悪れつあく)” の例文
旧字:劣惡
だが、権威ある送信局から出るものは、そんな劣悪れつあくなゆがみを持っていないと断定していいだろう。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
其度毎そのたびごとに種苗店の不徳義、種子の劣悪れつあくののしるが、春秋の季節になると、また目録をくって注文をはじめる。馬鹿な事さ。然し儂等は趣味空想に生きて、必しも結果けっかには活きぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)