功徳クドク)” の例文
女たちは、唯功徳クドクの爲に絲をツムいでゐる。其でも、其が幾かせ。幾たまと言ふ風に貯つて來ると、言ひ知れぬ愛著を覺えて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
コノ功徳クドクヲ以テ、無為涅槃之部ムヰネハンノブニ至ランニハカジ——
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
女たちは、唯功徳クドクの爲に絲をツムいでゐる。其でも、其が幾かせ、幾たまと言ふ風に貯つて來ると、言ひ知れぬ愛著を覺えて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
女たちは、唯功徳クドクの為に糸をツムいでゐる。其でも、其が幾かせ、幾たまと言ふ風に貯つて来ると、言ひ知れぬ愛著を覚えて居た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)