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切掛
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きっかけ
ふりがな文庫
“
切掛
(
きっかけ
)” の例文
平和に対する世界の努力を、暴力的に破壊させる
切掛
(
きっかけ
)
を合図し合うための同盟を結んだ三国は、西に東に兇暴な力を揮い始めた。
私たちの建設
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
国民はこの政界の
颶風
(
ぐふう
)
を
切掛
(
きっかけ
)
に
瞭然
(
はっきり
)
と目を覚し、全力を緊張させて久しくだらけていた公私の生活を振粛しようとするであろう。
鏡心灯語 抄
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
こうして
切掛
(
きっかけ
)
が出来て、二人は殆んど同時に、いい塩梅に昨日の雨ですっかり街道の埃もおさまり、今日は馬車を
駆
(
か
)
るにも涼しくて気持がよろしいなどと喋りだしたので、間もなく
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
しかし私はこの事件を
切掛
(
きっかけ
)
にして更にいろいろの感想が胸に浮ぶ。
姑と嫁について
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“切掛”で始まる語句
切掛杉