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凾嶺
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はこね
ふりがな文庫
“
凾嶺
(
はこね
)” の例文
小田原へ着いたのは丁度六つ少し前、飛脚馬も、伊勢詣りも、武家も町人も、
大抵
(
たいてい
)
は其處で泊りました。
凾嶺
(
はこね
)
までは四里八町、夜道には少し遠過ぎます。
銭形平次捕物控:082 お局お六
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
二人は
銘々
(
めい/\
)
に支度をして、そつと旅籠屋を拔出したのは、それから間もなく、闇の小田原街道を、手に手を取るやうな心持で、
凾嶺
(
はこね
)
の三枚橋を渡りました。
銭形平次捕物控:082 お局お六
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
何の用事で
凾嶺
(
はこね
)
へ來たか、それはよく解つて居ますよ、——大公儀から、
駿府
(
すんぷ
)
へ送る御用金が六千兩、二千兩の箱が三つ、馬に積んで、井上玄蕃樣が
宰領
(
さいりやう
)
をして、わざと
大袈裟
(
おほげさ
)
な守護はつけず
銭形平次捕物控:082 お局お六
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
凾
漢検準1級
部首:⼐
9画
嶺
漢検準1級
部首:⼭
17画
“凾”で始まる語句
凾
凾館
凾谷
凾頭村