“函室”の読み方と例文
読み方割合
はこむろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言葉を換えて云うと、その室はほとんど密閉された函室はこむろに等しく、したがって、私服の眼から外れて、いやしくも形体を具えた生物なら、出入は絶対不可能であるに相違なかったのである。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)