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冢子
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ちようし
ふりがな文庫
“
冢子
(
ちようし
)” の例文
此年乙未には蘭軒門人森枳園の家に
冢子
(
ちようし
)
約之
(
やくし
)
が生れた。渋江抽斎の家では嫡子
恒善
(
つねよし
)
が既に十歳になつてゐて、此年第二子
優善
(
やすよし
)
が生れた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
しかし猶奇書を獲て自ら慰めてゐる。後詩は元人の「人間万事塞翁馬、推枕軒中聴雨眠」を用ゐてゐる。後に
冢子
(
ちようし
)
榛軒
(
しんけん
)
は此語より
推枕軒
(
すゐちんけん
)
の号を取つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
わたくしの曾て訪うた安井息軒の
冢子
(
ちようし
)
朝隆
(
てうりう
)
と其妻との墓の辺である。程近い寺だから、直に往つて観た。余語氏の諸墓は果して安井夫妻の墓の隣にあつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
冢
漢検1級
部首:⼍
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“冢”で始まる語句
冢
冢穴
冢中
冢不騫
冢田大峰
冢土