“円形劇場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
アムフィセアタア33.3%
アンフィテアトロ33.3%
アンフイテアトル33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四方は壮大な円形劇場アムフィセアタアのように開展する……出た……出た……木曾御嶽は、腰から上、全容を現わした、木曾駒ヶ岳も近くに立ち上った、方々から頭を白く削った稜錐状ピラミダルの山々が
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
プラサ・デ・トロス(闘牛揚)は大きな無蓋の円形劇場アンフィテアトロ式の建物で、昔のローマの闘技場を原型にしたものであることは一見してわかる。
闘牛 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
何処どこからとも知れぬが、確かに二三箇所から一度に撞出つきだされる梵鐘ぼんしようの響は、長崎の町と入海いりうみとを丁度円形劇場アンフイテアトルのやうに円く囲む美しい丘陵に遮られて
海洋の旅 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)