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内記
ふりがな文庫
“内記”の読み方と例文
読み方
割合
ないき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ないき
(逆引き)
別館の一間に寝ているのは、耳を病んでいる松乃であった。枕もとには水を張った小桶が置いてあり、その横には
良人
(
おっと
)
の
内記
(
ないき
)
が、心配そうにして坐っていた。
猿ヶ京片耳伝説
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
正成の諫奏は、内容が内容だけに、そのおりの
侍座
(
じざ
)
以外には、かたく口を封じられたが、それですらもうこのていどには六位ノ
蔵人
(
くろうど
)
、
外記
(
げき
)
、
内記
(
ないき
)
あたりの者にはささやかれていた。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
内記
(
ないき
)
の
上人
(
しやうにん
)
ではございませんか? どうして又このやうな所に——」
六の宮の姫君
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
内記(ないき)の例文をもっと
(4作品)
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“内記”の意味
《名詞》
律令制で中務省に置かれた職。詔勅や宣命の起草、叙位の管理などを司った。大内記、中内記、少内記(それぞれ二名)があり、のち中内記は廃止された。
(出典:Wiktionary)
“内記”の解説
内記(ないき)は、律令制において中務省に属した品官。唐名は起居郎・柱下。和訓は「うちのしるすつかさ」。
(出典:Wikipedia)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
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