“全愈”の読み方と例文
読み方割合
ぜんゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頼氏では此年春水が陞等しようとう加禄の喜に遇つたが、冬より「水飲病」を得て、終身全愈ぜんゆするに至らなかつた。山陽は一たび父を京都の家に舎すことを得て、此に亡命事件の落著を見た。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)