トップ
>
元来
>
いったい
ふりがな文庫
“
元来
(
いったい
)” の例文
旧字:
元來
元来
(
いったい
)
この倶楽部は夜分人の集っていることは少ないので、ストーブの煙は
平常
(
いつ
)
も昼間ばかり立ちのぼっているのである。
牛肉と馬鈴薯
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「エ、
元来
(
いったい
)
何をしに来るのだ?
乃公
(
おれ
)
の見舞に来るのか。娘の御
機嫌
(
きげん
)
を取りに来るのか、エ? 返事をせえ!」
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「細川!
貴公
(
おまえ
)
は
乃公
(
おれ
)
の所へ
元来
(
いったい
)
何をしに来るのだ、エ?」
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“元来”の意味
《名詞・形容動詞》
はじめからそのような状態や性質であること。もともと。
物事を説明したり、疑問を呈したりする場合に、文頭に置いて接続詞的に用いる語。そもそも。
(出典:Wiktionary)
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“元来”で始まる語句
元来仏法無多子