“備中玉島”の読み方と例文
読み方割合
びつちゆうたましま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長崎から清へ渡ることに、失敗した良寛さんは、また備中玉島びつちゆうたましま円通寺ゑんつうじに帰つてゐた。そしてまた以前のやうに、座禅したり托鉢たくはつしたりして日を送つてゐた。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
「ええさうなんです。唐天竺ほどではなくても、せめて備中玉島びつちゆうたましまでもよいのです。」
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)