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信心者
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しんじんもの
ふりがな文庫
“
信心者
(
しんじんもの
)” の例文
達者な者は早朝から江戸を出て
草履
(
ぞうり
)
か
草鞋
(
わらじ
)
ばきで日帰りの短い旅をする。それやこれやで、汽車や電車の便利のない時代にも、大師
詣
(
もう
)
での七、八分は江戸の
信心者
(
しんじんもの
)
であった。
鷲
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
これが私の兄で
巳之助
(
みのすけ
)
という大工で、
今年
(
ことし
)
七十八歳、
信心者
(
しんじんもの
)
で毎日神仏へのお
詣
(
まい
)
りを
幕末維新懐古談:01 私の父祖のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
「今この先の
信心者
(
しんじんもの
)
の家にいるんだがね」
大菩薩峠:07 東海道の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
信
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“信心”で始まる語句
信心
信心気
信心参
信心深
信心渇仰