依怙いこ)” の例文
しかるに発露刀一たび彼の心機を断截だんせつするや、彼は自ら依怙いこするところをうしなひたり、仏智はこの一瞬間に彼のうちに入り、彼をして照明の心鏡に対せしめ、慚愧苦憂、輾転煩悶せしめ
心機妙変を論ず (新字旧仮名) / 北村透谷(著)