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何人
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なにひと
ふりがな文庫
“
何人
(
なにひと
)” の例文
即ち初めわたくしがその
何人
(
なにひと
)
たるを知るに苦んだ
頼竹里
(
らいちくり
)
である。竹里は蘭軒の江戸を発するとき、遠くこれを板橋に送つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
若し此に積極的言明があつて、直接に里恵に由つて発表せられてゐるとしたなら、その傾聴するに足ることは
何人
(
なにひと
)
と雖も首肯すべきであらう。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
それとも
何人
(
なにひと
)
かの手に帰して、
何処
(
どこ
)
かに埋没しているであろうか。これを
捜討
(
そうとう
)
せんと欲するに、由るべき道がない。保さんは今に迨るまで歎惜して
已
(
や
)
まぬのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「乙酉中秋。霖後月殊佳。数日前湯正平至自江戸。説蠣崎公子在病蓐。因賦寄問。且告近況。兼呈花亭月堂二君。」
湯正平
(
たうせいへい
)
は
何人
(
なにひと
)
なるを知らぬが、新に
神辺
(
かんなべ
)
に来て
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
かつわたくしは京水の墓誌が
何人
(
なにひと
)
の
撰文
(
せんぶん
)
に係るかを知らない。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“何人”で始まる語句
何人前
何人目
何人種