“佐々砲弾”の読み方と例文
読み方割合
さっさほうだん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まあそうおこらないで、連れていって下さいよ、僕は新聞記者の佐々砲弾さっさほうだんてぇんです。僕一人ぐらい、なんでもないじゃないですか」
月世界探険記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ここにあわれをとどめたのは、密航者の佐々砲弾さっさほうだんだった。折角せっかくここまでついて来たものの、艇長は彼が上陸することを許さなかった。
月世界探険記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
全国の新聞やラジオは、進少年や密航記者佐々砲弾さっさほうだんの愕くべき奇蹟を大々的だいだいてきに報道した。すると祝電と見舞の電報とが、山のように二人の机上きじょうに集った。
月世界探険記 (新字新仮名) / 海野十三(著)