“住田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すみた50.0%
すみだ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから三日ばかりは無事であったが、四日目の晩に住田すみたと云う所へ行って団子だんごを食った。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
上等へ乗ったって威張れるどころではない、住田すみたまで上等が五銭で下等が三銭だから、わずか二銭違いで上下の区別がつく。こういうおれでさえ上等を奮発ふんぱつして白切符をにぎってるんでもわかる。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
わしは、早速その住田すみだという医学士を訪ねて様子を聞いて見ると、別に悪い病ではないが、仲々頑強な腫物だから、気永きながに治すほかはない。
白髪鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)