但馬皇女たじまのひめみこ)” の例文
そしてなお推測すれば但馬皇女たじまのひめみことの御関係があったのだから、それを参考するとおのずから解釈出来る点があるのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
但馬皇女たじまのひめみこ(天武天皇皇女)が穂積皇子ほづみのみこ(天武天皇第五皇子)を慕われた歌があって、「秋の田の穂向ほむきのよれる片寄りに君に寄りなな言痛こちたかりとも」(巻二・一一四)の如き歌もある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)