“伴食大臣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばんしょくだいじん50.0%
ばんしよくだいじん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現在の文部大臣中橋氏はこれまでの伴食大臣ばんしょくだいじんとちがって、教育界の現状を憂慮する誠実と、それを改造する意志とを多分に持っておられるように見え、そのうえ
自分の父が嘗て世の所謂いはゆる伴食大臣ばんしよくだいじんとなつて爵位を得て居るのを幸ひ、それをば賣藥的廣告の道具に使はうと思つて居る。眞率誠實しんそつせいじつは全く明治時代から逃去つて仕舞つた。
新帰朝者日記 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)