“伊良胡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いらこ50.0%
いらご50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
波と風とに翻弄されながら、闇黒の海の上を飄々と吹流されて行くうち、夜の八ツ時、伊良胡いらこ崎の燈台の火が見えた。
重吉漂流紀聞 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
芭蕉が伊良胡いらごに杜国を訪ねた時の句に「すくみ行くや馬上に氷る影法師」とあるのを見ても、その寒さはほぼ想像出来る。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)