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他処行
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よそゆき
ふりがな文庫
“
他処行
(
よそゆき
)” の例文
旧字:
他處行
そして
他処行
(
よそゆき
)
の着物を——それも久留米絣のものだったが——着込んで、古いマントにくるまって、早くから家を出かけた。
黒点:――或る青年の「回想記」の一節――
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
枕もとには母様が嫁入の時に着たキモノの絹の小さなキレや、母様がずっと昔、まだ桃割を結ってた時分の、
他処行
(
よそゆき
)
のお羽織の紺青色のキレがあった。
少年・春
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
男の身のそれ位はありうちと
他処行
(
よそゆき
)
には
衣類
(
めしもの
)
にも気をつけて気に逆らはぬやう心がけておりまするに、
唯
(
ただ
)
もう私の
為
(
す
)
る事とては一から十まで面白くなく覚しめし
十三夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
他
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“他処”で始まる語句
他処
他処事
他処目
他処眼
他処着
他処者
他処々々