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仕方話
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しかたばなし
ふりがな文庫
“
仕方話
(
しかたばなし
)” の例文
若い者の頭分は、それをいろいろな
仕方話
(
しかたばなし
)
で
竹刀
(
しない
)
で型をして見せたりなんかして、だいぶ芝居がかりで話しました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
詮方
(
せんかた
)
なく、もと十四人の人間が乗っていたが、つぎつぎに死んだので海に捨て、いまこの船に三人だけが生残っていると、手真似で
仕方話
(
しかたばなし
)
をしてみせると、異人は毛深い大きな手で重吉の手を握り
重吉漂流紀聞
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
八五郎は
仕方話
(
しかたばなし
)
になるのでした。
銭形平次捕物控:306 地中の富
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
夕陽
(
ゆうひ
)
はようやく沈みかかるのに、二人は話に夢中になってしまって、今のさき、槍を振りひらめかしたことも米友は忘れてしまって、例の眼をクルクルさせながら、怪しげな手つきの
仕方話
(
しかたばなし
)
。
大菩薩峠:07 東海道の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
話
常用漢字
小2
部首:⾔
13画
“仕方”で始まる語句
仕方
仕方噺
仕方身