“仕方話”の読み方と例文
読み方割合
しかたばなし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若い者の頭分は、それをいろいろな仕方話しかたばなし竹刀しないで型をして見せたりなんかして、だいぶ芝居がかりで話しました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
詮方せんかたなく、もと十四人の人間が乗っていたが、つぎつぎに死んだので海に捨て、いまこの船に三人だけが生残っていると、手真似で仕方話しかたばなしをしてみせると、異人は毛深い大きな手で重吉の手を握り
重吉漂流紀聞 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
八五郎は仕方話しかたばなしになるのでした。