今年藁ことしわら)” の例文
新らしい今年藁ことしわらをもって念入りに俵を編み、それに次の苗代なわしろ種籾たねもみを入れて、年越としこしにはそれをとこの前、神棚の下、または大黒柱の根もととか、臼柱うすばしらの片脇の臼の上とかに積み上げて
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)