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人外
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にんがい
ふりがな文庫
“
人外
(
にんがい
)” の例文
いや、それ以前から人前では
廃
(
すた
)
った面になって、これで内外共に、
人外
(
にんがい
)
の
極
(
きわ
)
めつきにされてしまった。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
どうだ、衆目の見る処、貴様は国体のいかむを解さない非義、劣等、
怯奴
(
きょうど
)
である、国賊である、破廉恥、無気力の
人外
(
にんがい
)
である。
皆
(
みんな
)
が貴様を以て日本人たる資格のないものと断定したが、どうだ。
海城発電
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「こいつら、
人外
(
にんがい
)
の分際で、武士に対して無礼を致すか」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
神職 鬼畜、
人外
(
にんがい
)
、
沙汰
(
さた
)
の限りの所業をいたす。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“人外”の意味
《名詞》
人外(じんがい、にんがい)
人が暮らす世界の外。
人の道を外れていること。また、そのような人。
(出典:Wiktionary)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“人外”で始まる語句
人外境
人外者