亜鉛板トタン)” の例文
旧字:亞鉛板
路地の向うはどぶになっていて、板が渡してあったし、その向うは十坪ばかりの空地で、亜鉛板トタンの錆びたのが積み重ねてあったり、瀬戸物のかけらだの、炭俵のぼろだのが捨ててあった。
痀女抄録 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
家らしい形の亜鉛板トタン張りに建て換えたりした。
いなか、の、じけん (新字新仮名) / 夢野久作(著)