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井筒屋
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いづつや
ふりがな文庫
“
井筒屋
(
いづつや
)” の例文
と云うのは、その可遊と云う男が、これがまた、
井筒屋
(
いづつや
)
生き写しと云う男振りでさ。いいえどうして、玉屋ばかりじゃないのだよ、廓中あげての大評判。
絶景万国博覧会
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「番頭どん、わしは奥のお客様を案内して、夕飯は河原の
井筒屋
(
いづつや
)
ですまして来ますから、
帳合
(
ちょうあい
)
がすんだら、早目に戸を下ろして、みんなも今夜は休ませて下さい」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昔から代々うち続いた
旧家
(
きゅうか
)
が軒をならべた、静かな一角でございまして、ご商売屋さんと申しますれば、
三河屋
(
みかわや
)
さんとか、
駒屋
(
こまや
)
さん、さては、
井筒屋
(
いづつや
)
さんというような、表看板はごく、ひっそりと
両面競牡丹
(新字新仮名)
/
酒井嘉七
(著)
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
筒
常用漢字
中学
部首:⽵
12画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“井筒屋”で始まる語句
井筒屋茂兵衞
井筒屋清兵衛