乾魚ほしうを)” の例文
銀明水に達したるは午後七時になんなんとす、浅間社前の大石室に泊す、客は余を併せて四組七人、乾魚ほしうを一枚、の味噌汁一杯、天保銭大の沢庵たくあん二切、晩餐ばんさんべてはかくの如きのみ
霧の不二、月の不二 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)