乱暴者あばれもの)” の例文
それが、怎して村一番の乱暴者あばれものかといふに、根が軽口の滑稽しやれに快く飲む方だつたけれど、誰かしら酔ひに乗じて小生意気な事でも言出すと、座がしらけるのを怒るのか
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
しかし一しょに行ったものの話では小学時代と打って変って恐ろしい乱暴者あばれものになったそうだ。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)