乘穩のりやす)” の例文
翌年は明和五年で伊織の弟宮重はまだ七五郎と言つてゐたが、主家の其時の當主松平石見守乘穩のりやすが大番頭になつたので、自分も同時に大番組に入つた。
ぢいさんばあさん (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)