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主人
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おやじ
ふりがな文庫
“
主人
(
おやじ
)” の例文
そして、私が社へ出かけて行って、
主人
(
おやじ
)
に金下さいって云うの。小幡が病気で医者にかかるのに金がないから下さいって云うの。
斯ういう気持
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
これを見た古道具屋の
主人
(
おやじ
)
、なんとかいってやりたいが、そこに女の眼が光っているからただもじもじ控えているばかり——。
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
法螺吹
(
ほらふ
)
き、いかさまの、ペテン師の、この乾物屋の
主人
(
おやじ
)
のような奴ばかりうようよしている、これがマルセーユだ!
ノンシャラン道中記:06 乱視の奈翁 ――アルル牛角力の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
その製粉機会社の
主人
(
おやじ
)
ってのが、仲仕上りで、金なんぞ一文だって只出すという奴じゃあないんです。——厭な顔してね、何処が悪いんだって訊くの。
斯ういう気持
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
……津国屋の
主人
(
おやじ
)
から利七が同じ七月の十五日に手紙で誘い出されたまま帰って来ないということを聞いた時、利七はもうこの世のものでなかろうと予察したが、矢張りおれが見込んだ通りだった。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“主人”の解説
夫(配偶者)への呼称や敬称のこと。「主人」や「ご主人」などがある。
(出典:Wikipedia)
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“主人”で始まる語句
主人公
主人夫婦
主人持
主人方
主人夫妻
主人組
主人衆
主人迄
主人顏