中務大輔なかつかさたいふ)” の例文
中務大輔なかつかさたいふ家久公とて、何れも文武の名将なり、其の外、家の子郎等ろうとうに至るまで、皆忠勤を励ませば、古今稀なる御果報、近国他国の者までも、羨まざらんはなかりけり……
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
本多中務大輔なかつかさたいふの屋敷の前を通り、書替御役所の前を過ぎ、北の方へ歩いて行く。
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)