“中下”の読み方と例文
読み方割合
なかしも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平時は中下なかしも屋敷附近に火災のおこるごとに、火事装束しょうぞくを着けて馬にり、足軽数十人をしたがえて臨検した。貞固はその帰途には、殆ど必ず渋江の家に立ち寄った。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)