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不見不知
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みずしらず
ふりがな文庫
“
不見不知
(
みずしらず
)” の例文
つい四五日前までは
不見不知
(
みずしらず
)
の他人であつた若い美しい女と、恁うして唯二人人目も無き橋の上に並んでゐると思ふと、平生烈しい内心の壓迫を享け乍ら
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
今まで
不見不知
(
みずしらず
)
の、実に何の縁も無いお前さん方が、かうして内に来て、狭山君はああして
実体
(
じつてい
)
の人だし、お前さんは優く世話をしてくれる、私は決して他人のやうな心持は
為
(
せ
)
んね。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ツイ四五日前までは
不見不知
(
みずしらず
)
の他人であつた若い美しい女と、
恁
(
か
)
うして唯二人人目も無き橋の上に並んでゐると思ふと、
平生
(
へいぜい
)
烈しい内心の圧迫を享け乍ら
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
“不見不”で始まる語句
不見不識