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不用
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いらぬ
ふりがな文庫
“
不用
(
いらぬ
)” の例文
そういう訳なら案内は
不用
(
いらぬ
)
。お前はここで待っているがよい。……さて、数馬殿、お気の毒じゃが、腕を
揮
(
ふる
)
っていただかなければならぬ。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
袖は涙に
濡
(
ぬ
)
れて、白茶地に
牛房縞
(
ごぼうじま
)
の
裏柳葉色
(
うらやなぎはいろ
)
を曇らせている。島田
髷
(
まげ
)
はまったく根が抜け、
藤紫
(
ふじむらさき
)
のなまこの半掛けは
脱
(
はず
)
れて、枕は
不用
(
いらぬ
)
もののように突き出されていた。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
“不用”の意味
《名詞・形容動詞》
不 用(ふよう)
役に立たないことやもの。無駄なもの。そのために所持することに執着しないこと。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
“不用”で始まる語句
不用心
不用意
不用分
不用物