不断草ふだんそう)” の例文
唐苣は不断草ふだんそうともいって、時なしにき、いつでも柔らかい香気のある葉がれる、登野村の姑がなによりの好物で、——これだけは絶やさないようにしてお呉れ。と云い云いしたのである。
日本婦道記:不断草 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)