不審気いぶかしげ)” の例文
旧字:不審氣
「ほほウ、これはおかしい」女史は自分の乳房を着物の上からギュッと握りしめて不審気いぶかしげであった。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
言いながら不審気いぶかしげな味噌松を先に、藤吉はがらりと勝手の腰高こしだかを開けた。