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不如
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いつそ
ふりがな文庫
“
不如
(
いつそ
)” の例文
実に浅ましい事だと思ふから、或時は
不如
(
いつそ
)
父の前で死んで見せて、最後の意見を為るより外は無い、と決心したことも有つたのです。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
これは
不如
(
いつそ
)
富山に訳を話して、それだけのお金をどうにでも借りるやうに為やうかとも思つて見まして、狭山さんに話しましたところ、俺の身はどうでも、お前の了簡ぢや
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
あんな奴は
打抛出
(
おつぽりだ
)
して
措
(
お
)
いて、
這箇
(
こつち
)
は
掻巻
(
かいまき
)
を
引被
(
ひつかぶ
)
つて一心に考へてゐたんですけれど、もう
憤
(
じ
)
れたくて耐らなくなつて来たから、
不如
(
いつそ
)
かまはず飛出して了はうかと、
余程
(
よつぽど
)
さう念つたものの
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
“不如”で始まる語句
不如意
不如帰
不如丘
不如帰去
不如法
不如意勝
不如不逢傾城色