“不動祠”の読み方と例文
読み方割合
ふどうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不動祠ふどうしの下まで行きて、浪子は岩を払うてしぬ。この春良人おっとと共に坐したるもこの岩なりき。その時は春晴うらうらと、浅碧あさみどりの空に雲なく、海は鏡よりも光りき。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)