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不仕鱈
ふりがな文庫
“不仕鱈”の読み方と例文
読み方
割合
ふしだら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふしだら
(逆引き)
丹三郎の
不仕鱈
(
ふしだら
)
には限りが無かった。草津、
水口
(
みなくち
)
、
土山
(
つちやま
)
を過ぎ、
鈴鹿峠
(
すずかとうげ
)
にさしかかった時には、もう歩けぬとわめき出した。
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
先天的の不良性でも、それは矢張り数代、もしくは数十代前からの大人の
不仕鱈
(
ふしだら
)
が遺伝したものである。子女の不良を責める前に、大人は先ずこの事を考えねばならぬ。
東京人の堕落時代
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
「阿呆! いま何時や思てる? 若い女だてら夜遊びしくさって、わいはお前をそんな
不仕鱈
(
ふしだら
)
な娘に育ててない筈や。じゃらじゃらと若い男と公園でボートに乗りくさって……。」
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
不仕鱈(ふしだら)の例文をもっと
(7作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
鱈
漢検準1級
部首:⿂
22画
“不仕”で始まる語句
不仕合
不仕埒
不仕末
検索の候補
不仕合
仕鱈
不仕埒
不仕末
不調法仕
忘却不仕
被仕不仕
“不仕鱈”のふりがなが多い著者
大下宇陀児
杉山萠円
小林多喜二
織田作之助
太宰治
夢野久作