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上被
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うわっぱ
ふりがな文庫
“
上被
(
うわっぱ
)” の例文
うしろから陽をうけて、紺セルの
上被
(
うわっぱ
)
りの肩や後毛のさきについたこまかいごみを目立たせながら、おさやが店の土間へ入って来た。
猫車
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
芳年
(
よしとし
)
の月百姿の中の、
安達
(
あだち
)
ヶ原、縦絵
二枚続
(
にまいつづき
)
の
孤家
(
ひとつや
)
で、店さきには遠慮をする
筈
(
はず
)
、別の絵を
上被
(
うわっぱ
)
りに伏せ込んで、窓の柱に掛けてあったのが、
暴風雨
(
あらし
)
で帯を引裂いたようにめくれたんですね。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
被
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
“上被”で始まる語句
上被衣
上被風