上総姉崎かずさあねがさき)” の例文
伏鐘ふせがねの重三郎といいましてね、上総姉崎かずさあねがさき漁師りょうしの伜で、十七のとき、中山の法華経寺へ押入り、和尚をおどしつけて八百両の金をゆすり取ったのを手はじめに
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)