“上斜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うえななめ50.0%
うわなな50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはしずか黄昏ゆうぐれであった。ゆっくりゆっくりと吹かす煙草の煙が白い円い輪をこしらえて、それが窓の障子しょうじの方へ上斜うえななめつながって浮いて往った。
水郷異聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
暗い空間を上斜うわななめに、星が飛んだかと感じられた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)