“丁香”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていかう50.0%
チョウコウ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁香ていかう薔薇しやうびの清凉なるにもあらず、将又はたまた百合の香の重く悩ましきにも似ざれば、人或はこれを以て隣家のくりやに林檎を焼き蜂蜜を煮詰むる匂の漏来もれきたるものとなすべし。
来青花 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
丁香チョウコウノ舌ハ衠鋼シュンコウノ剣ヲ吐キ
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)