“一立斎”の読み方と例文
読み方割合
いちりゅうさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一立斎いちりゅうさい広重は、六十余年の生涯のうちに、あの美しい風景画を、四千枚……あるいは六千枚も描いたろう。一枚わずか一朱。
胡堂百話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
一立斎いちりゅうさい広重をつぐに二代また三代目広重あり。国貞ののちには二代目国貞(明治十三年歿)、五雲亭貞秀ごうんていさだひで豊原国周とよはらくにちか(国周は二代国貞門人)らあり。国芳の門下には芳虎よしとら芳年よしとし芳宗よしむね芳幾よしいくら残存せり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)