“一十(いっし)” の例文
鉄漿溝(おはぐろどぶ)というのについて揚屋町(あげやまち)の裏の田町の方へ、紺足袋に日和下駄(ひよりげた)、後の減ったる代物(しろもの)、一体なら此奴(こいつ)豪勢に発奮(はず)むのだけれども、一進が一十(いっし)、二八(にっぱち)の二月で工面が悪し
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)