“䗹々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じじ66.7%
じゝ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目が覚めると、障子が既に白んで、枕辺まくらもとの洋燈は昨晩よべの儘に点いてはゐるけれど、光が鈍く䗹々じじと幽かな音を立ててゐる。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
䗹々じじたる燈火の影に覚束おぼつかなき筆の歩みに認め上げ候。
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
目が覺めると、障子が既に白んで、枕邊の洋燈は昨晩の儘に點いてはゐるけれど、光が鈍く䗹々じゝと幽かな音を立ててゐる。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)